カラット以外の「4C」と「価格」の関係

1-10カラット以外の「4C」と「価格」の関係

 

カラット以外の「4C」と「価格」の関係

 

グレード 1グレードの価格差(0.3ctの場合)
カラー(色) ±10,000円
クラリティ(透明度) ±20,000円
カット(プロポーション) ±10,000円

*上記の価格は0.3ctのダイヤモンドに対し、カラー、クラリティ、カットのグレード違い(1グレード)の価格差です。

 

*ダイヤモンドが大きくなれば、価格差も大きくなります。

 

*ただし、Dカラーは、上記の価格にはなならないことがあります。Dカラーは最上級のグレードですが、中には国宝級に近いぐらい(?)の透明度を持ったDカラーもあります。同じDカラーでも範囲は広いので、価格に差がでることがあります。

 

*また、FL(フローレス)/IF(インターナルフローレス)といったクラリティのグレードは、0.3ctクラスのダイヤもんどでも、実際とても希少です。VVS1から急激に価格が高くなるのが普通です。

 

 

余談ですが

ダイヤモンドは、各基準のグレードのレベルが揃っていないと価値は低くなります。

 

どういうことかと言うと、0.3ctのダイヤで、カラーはD、だけどクラリティがVS2以下となると、

そのダイヤモンドの価値はDカラークラスではなく、VS2クラス以下になってしまいます。

 

また、クラリティのグレードがどんなに希少なIFであっても、

カラーがG以下なら、Gカラー以下の価値になります。

 

0.3カラットクラスのダイヤモンドなら、カラーがDならクラリティはVVS2以上、

クラリティがIFならカラーはDもしくはEがバランスの良いグレードと言えます。

 

お店で選ばれるときは、「Dカラーだからすごい!」「IFだからすごい!」ではなく、

あくまで「バランス」で選ぶことをお勧めします。