結婚指輪の素材の種類

1-13素材の種類と重さ

 

結婚指輪の素材の種類

 

結婚指輪に使われる素材は①プラチナと②金の2つが圧倒的に多いです。

 

素材の価格は「相場」で決まっています。数年前まで、プラチナの方が金より価格は高かったのですが、現在は逆になっています。(プラチナ:3,400円/g、金:4,800円/g *2018年7月)

 

ジュエリーショップでは「今はプラチナの価格が下がっているのでお得ですよ!」と言われたりしますが、単純にプラチナの結婚指輪が、金の結婚指輪より安いわけではありません。

 

理由は「比重」と「含有量」の違いです。

 

比重は、ゴールド1に対し、プラチナは約1.32です。例えば全く同じデザインのリングをゴールドとプラチナで作ってみると、ゴールドの方の重量が5gなら、プラチナは1.32倍の6.6gが必要になります。

 

ちなみに、含有量は、プラチナ950なら95%、18金なら75%になりますので、それぞれの実際の価格は以下のようになります。

 

ゴールドリングの素材代:5g x 4,800円 x 75% = 18,000円

プラチナリングの素材代:6.6g x 3,400円 x 95% = 21,318円

 

プラチナの相場が下がって、1g当たりの価格が金より安くても、実際のリングにした時は、実は、まだプラチナの方が高ですので、よく考慮された方がいいかと思います。