宝石・ジュエリーは高い!と感じる理由 

1-20宝石・ジュエリーは高い!と感じる理由

 

宝石・ジュエリーは高い!と感じる理由

 

一般的に、宝石・ジュエリーは、

「なんだか高い」「なんでこんな値段がするんだ?」「ぼったくられてる??」といった

イメージを持たれやすい商品です。

 

そういったイメージを持たれてしまうのは、

特に宝石には「この品質ならこの価格」という明確な基準が

存在しなかったかったことが挙げられます。

 

「美しいエメラルド」「大きなサファイヤ」「燃えるような赤いルビー」

太古の昔から宝石を評する言葉はたくさんありましたが、

決して「定量的」な評価ではありませんでした。

どれくらい美しいの?どれくらい大きいの?どれくらい赤いの?…

誰にも正確なことは分かりません。

 

せいぜい「似たようなのがこれぐらいの価格だから…」と

「定性的」な評価で金額が決まっていました。

 

極端に言えば、宝石というものの値段は「言い値」です。

 

売り手が価格を提示し、買い手が納得すれば、それがその宝石の「価格」になっていました。

よくテレビで「これ500万円したんですよ」と宝石を見せて「すごーい!」となったりしますが、

その価格はあくまでも、その売り手と、その買い手の2者間だけの

「合意」に拠って決まった価格で、

それがそのまま、他の人が受け入れてくれる価格かどうかは分かりません。

 

決して、それらの宝石の価格や価値を否定するものではありません。

ですが宝石(ジュエリー)というものは、

「明確な基準が無く」価格が決まってきた商品だったのです。