もう一度考えてみるダイヤモンドジュエリーの価値
婚約指輪は、ダイヤモンドとリング(素材はプラチナや金)の2部品からできています。
基本は、たった「2部品」です。
そして、その2部品のうち価値があるのは圧倒的にダイヤモンドです。
例えば30万円のダイヤモンドジュエリーなら、22~25万円はダイヤモンド分です。
例えば、洋服やバックなどのブランド品は、皮や布、その素材自体には
特別な価値が無かったとしても「完成品」になって初めて
そのブランドとして「価値」が確立します。
ですが、ジュエリーに関しては「完成品」としてよりも、
そもそも「ダイヤモンド」「プラチナ」「金」という、
その素材自体に価値があります。
(むしろ、その素材自体の価値によってジュエリーとしての価値が決まってきます)
どんなに高級ブランドのダイヤモンドジュエリーであっても、
ダイヤモンド自体の品質、金属の素材がいいものでなければ、
本質的なジュエリーの価値は高いとは言えません。
銀座の高級ブランド店でなく、
かつて私が住んでいたインドの薄暗い宝石屋の片隅に置かれているダイヤモンドでも、
本当に良いものは輝いているのです。